もみじ饅頭
なぜ、もみじ饅頭は宮島が発祥の地なのか。
明治後期、国内外からたくさんの著名人が訪れていた宮島。
宮島らしいお土産を持ち帰っていただきたいと、老舗旅館とそこの出入りの菓子屋が宮島の名勝地・紅葉谷から発想を得て生まれたのがもみじ饅頭のはじまりです。その後、他の菓子屋でも作られるようになり、宮島といえばもみじ饅頭と言われるようになりました。
以来100年を超えて愛され続けているもみじ饅頭ですが、基本は守られつつ、味や製法は日々進化しています。宮島に20軒近くある本場のもみじ饅頭屋を巡り、お気に入りの味を見つけてみるのも発祥の地・宮島ならではの楽しみでしょう。
餡へのこだわり
本場宮島のもみじ饅頭の特徴は餡にあります。 小豆の皮を剥いて中身だけで炊きあげた淡い色のさらし餡が特徴です。