せとうち再発見in宮島
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人と神々が共に生きる島、宮島

宮島は、島全体が神と崇められてきた神秘的な島です。古くから海を守る神様として、厳島神社ができました。厳島神社を参拝する人が訪れるようになり、平安時代からは瀬戸内海の交易や商業の拠点となり、文化的にも栄えていきました。

 

厳島神社と弥山

厳島神社は海を敷地とした大胆で独創的な配置構成、平安時代の寝殿造りの粋を極めた建築美で知られる日本屈指の名社です。廻廊で結ばれた朱塗りの社殿は、潮が満ちてくるとあたかも海に浮かんでいるよう。背後の弥山の緑や瀬戸の海の青とのコントラストはまるで竜宮城を思わせる美しさです。
宮島の主峰・弥山は標高535m。天然記念物に指定されている「瀰山原始林」は、針葉樹林に南方系の植物が混在する森で、ヤマグルマなどの原始的な植物を自然の状態で見ることができる貴重な場所です。標高400m以上の所では、ツガやモミなどの針葉樹とアカガシやウラジロガシなどの常緑広葉樹が混じった混合林が見られます。中腹から麓にかけては、アカマツを主体にシリブカガシ・タイミンタチバナ・ミミズバイなど常緑広葉樹が多い森になっています。

 
 

ろくろ細工・手作り茶盆

嘉永年間(1848~1853)・慶応年間(1865~1868)頃、それぞれ始まったとされる工芸は、以来宮島の職人たちの絶え間ない努力によって受け 継がれ、日本一と称されるまでになりました。マツ、トチ、サクラ、ケヤキ、クロガキなどの木本来の持ち味を生かしたこれらは、現在では高級茶道具など幅広 く愛用されております。

 

もみじ饅頭

明治時代に伊藤博文が宮島に訪れた時、もみじ谷の茶屋の娘のかわいい手を見て、「もみじの形をした菓子を焼いて食べたら美味しかろう」と言ったことが、もみじ饅頭の始まりとされております。今では宮島のみならず、広島の代表的な菓子として広く全国で親しまれております。

 
 
 
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