はじめませんか?古代米を生かした料理を!
古代米は、緑、赤、黒のカラフルな色の中にビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養素がぎっしり詰まったすばらしいお米です、白米に混ぜて2時間程度浸水させ炊いてお出し下さい。
体の生理機能を調節する【ミネラル】の力
- カリウム(k)
- 血圧を下げ、老廃物の排泄に欠かせないミネラルです。
- マグネシウム(Mg)
- ストレスを抑え、動脈硬化予防に重要な役割を果たします。
- 鉄(Fe)
- 血液や組織中の酸素の運搬。不足すると貧血を起こしたり疲れやすくなります。
- 亜鉛(Zn)
- 炭水化物やタンパク質の代謝を促進し、免疫を高めます。
欠乏による味覚障害との関係も注目されています。
不足がちな【ビタミン】の力
- ビタミンE(V.E)
- 動脈硬化や老化の原因となる、過酸化脂質の生成を抑え、善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールの増加を抑え、血行を良くししたり、メラニン色素の発生に関わり、シミ・ソバカスを出来にくくします。
- ビタミンB1(V.B1)
- 糖質がエネルギーとして利用される時に必要になります。
- ビタミンB2(V.B2)
- 脂質の代謝を活発にする為、その結果肥満の予防になります。過酸化脂質を分解する作用があり、中性脂肪やコレステロールを減らすため、動脈硬化の予防に硬化があります。
- ナイアシン
- 炭水化物や脂質の代謝に欠かせません。血行を改善するので、冷え性にも効果的です。お酒を飲んだ時の二日酔いの原因物質であるアセトアルデヒドの分解に必要です。
【食物繊維】の力
腸内をすこやかに保ちます。大人一日の摂取目安は20gです。水溶性食物繊維は、生活習慣病の予防に、不溶性食物繊維は便通を良くします。
古代米に含まれるミネラル・ビタミン・食物繊維(精白米2合に各古代米大さじ2杯を加えて炊いたもの)
k | Mg | Fe | Zn | V.E | V.B1 | V.B2 | ナイアシン | 食物繊維 | |
白米 | 264kcal | 69mg | 2.4mg | 4.2mg | 0.6mg | 0.24mg | 0.06mg | 3.6mg | 1.5g |
赤米入り | 346mg | 131mg | 2.5mg | 4.7mg | 1.4mg | 0.37mg | 0.1mg | 6.1mg | 3.8g |
黒米入り | 341mg | 106mg | 2.7mg | 4.6mg | 1.2mg | 0.36mg | 0.08mg | 5.7mg | 2.6g |
緑米入り | 314mg | 100mg | 2.9mg | 4.3mg | 1mg | 0.36mg | 0.07mg | 5.4mg | 2.4g |
- 五訂日本食品標準成分表、川村学園女子大学・大坂研究室データー
- 古代米の色素成分ポリフェノールの力
ポリフェノールは、植物が光合成を行う時に出来る物質で抗酸化作用があり、活性酸素を制御する働きが強く生活習慣病の予防にも効果が有ります。黒米(アントシアニン)・赤米(タンニン)・みどり米(クロロフィル)がポリフェノールの一種です。